スタートの日
あんなにキラキラした結婚式をして、
世界で私が一番幸せだ、なんて少女まんがの主人公みたいなことも本気で思って。
ほんとにちゃんと、この人と歩いていこうって決めたのに。
あれから・・・何年?
離婚を決意した日は、本当に清々しかった!
もうあんな悪夢みたいな日々を繰り返さなくていいんだと。
ひとつ、申し訳ないのは娘を片親にしてしまうこと。
娘のことはほんとにほんとに愛でまくっていて・・・
新婚当時のあの気持ちはどこへやら、
元旦那を最後は憎んで別れてしまって
結婚した理由も分からなくなっていた
だけどきっと君を産むために結婚したんだろう。
悔しいけども世界にたった一人しかいないこの子は、私と元旦那とでなければ産まれてこなかったのだ。
私が君を、幸せにするからね!
ここから、君と私の毎日がスタートだよ!
そしてまた時がたって。
離婚を機に実家に出戻って来たのもあってママ友がいなくなり、気兼ねなく付き合えるのが独身爆走中の友人たち。
そして彼女たちはいう。
「婚活すればいいじゃん」